ガジェット

BluetoothでCDロスレスオーディオを実現するコーデック、「aptX Lossless」

米Qualcommは9月1日、Bluetooth用の新音声コーデック「aptX Lossless」を発表した。従来のBluetooth経由での音楽伝送では、規格的な理由で劣化が発生していたが、aptX Losslessでは、CDのサンプリングレートである44.1kHz/16bit PCM信号を可逆圧縮して伝送することができる。これにより44.1kHz/16bitまでの音源であれば、ロスレスでの伝送が可能になるとしている。このaptX Losslessは、Qualcommの「Snapdragon Sound」の新たな機能として今年後半には提供される予定(QualcommリリースAV WatchTechCrunchiPhone Mania)。

この規格では、通信状況が良ければビットレートは約1Mbpsを実現し、通信環境が悪い場合は圧縮伝送に切り替え、伝送速度を140kbpsにまで下げるという。また、ソースがロスレスオーディオの場合、自動検出が行われ、ロスレスオーディオを提供するとしている。利用には送受信側ともにこのコーデックに対応している必要がある。

すべて読む

| 音楽
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

フェンダー、BluetoothやUSB Type-C接続にも対応するギター用ヘッドフォンアンプ「Mustang Micro」を発表
2021年04月10日

ローランド、Bluetooth接続でMIDIを無線化できるツールを発売
2020年10月01日

パナソニック、茶筒を使ったBluetoothスピーカーを発売
2019年10月08日

Intel、Linuxベースの新たなモバイルプラットフォームを発表
2007年04月17日

Apple、Linuxハンドヘルドを計画との噂
2004年02月18日

Source: スラッシュドット