ガジェット

プロンプトエンジニアはプログラマーを駆逐するか?

ChatGPTのような生成AIに、適切な成果物を出力させる指示ができる「プロンプトエンジニア」という職種が脚光を浴びているらしい。日経クロステックの記事によると、2023年3月末時点でこの職種の雇用市場が急拡大しており、33万5000ドル(約4500万円)以上の年収を稼ぐことも可能だとBloombergなどで報じられているそうだ(日経クロステック)。

プログラマという職業が「ChatGPT」をはじめとする自然言語系の生成AIに取って代わられるのではないかという指摘は以前からある。一方でその生成AIを使いこなす職種としてのプロンプトエンジニアは今後、需要の高まるのではないかとしている。

日本でもプロンプトエンジニアリングに対する注目が集まっている。例えば、プロンプトエンジニアの育成に力を入れる企業や、中学校・高校向けにプロンプトエンジニアリングの体験授業を提供する企業などが登場しているそうだ。ただ先の記事では、プロンプトエンジニアリングは、いわば現状の生成AIに不足している部分を小手先で補うものでしかなく、生成AIが進化して人間の意図をより正確にくみ取れるようになれば不要になるとして、職業としての将来性は危ういものがあるとも指摘している。

すべて読む

| デベロッパーセクション

| テクノロジー

| 人工知能

| プログラミング
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

AWSのAIコード生成サービス「Amazon CodeWhisperer」が登場。個人ユーザーは無料
2023年04月19日

GPT-4によって淘汰されるであろう仕事リスト
2023年03月23日

「プログラミングをするプログラマー、需要が激減か…すでにノーコードが当たり前に」という記事が炎上
2023年01月19日

AIによるコード自動生成を使うプログラマーは、安全性の低いコードを書きやすいという研究結果
2022年12月29日

「GitHub Copilotはオープンソースライセンスを侵害」OSS開発者が集団訴訟を開始
2022年11月07日

SFC、FOSS 開発者に GitHub の使用をやめるよう呼びかけ
2022年07月03日

Source: スラッシュドット