ガジェット

Collins Dictionary が選ぶ 2021 年を代表する言葉は「NFT」

Collins Dictionary は 11 月 24 日、2021 年を代表する言葉「Word of the Year 2021」として「NFT」を選んだと発表した。 (Collins Dictionary Language Blog の記事Neowin の記事Mashable の記事Ars Technica の記事)。

NFT は Non-Fungible Token (代替不可能なトークン) の頭字語で、Collins Dictionary では略語として「アートワークやコレクターズアイテムの所有者を示すためにブロックチェイン上に記録されたユニークなデジタル証明書」、名詞として 「NFT によりその所有権が記録された資産」と定義している。2021 年はインターネットミームなどが NFT としてオークションに出品され、高額で落札されて注目を集めた。

新語 7 つを含む 10 の 2021 年を代表する言葉のショートリストでは、テクノロジー関連用語 として NFT のほかに「metaverse (名詞: メタバース)」と「crypto (名詞、口語: 暗号通貨 cryptocurrency の短縮形)」が含まれているとのこと。そのほかショートリストに残った言葉は以下の通り。

  • double-vaxxed (形容詞、口語) : ある疾病に対するワクチンを2回接種した
  • hybrid working (名詞) : 自宅とオフィスなど複数の異なる環境で交互に仕事をすること
  • pingdemic (名詞、口語) : (COVID-19) 接触通知アプリにより広範囲の人々に送られる通知
  • climate anxiety (名詞) : 気候変動への懸念により苦痛を感じている状態
  • neopronoun (名詞) : 最近作られた代名詞、特に「xe」「ze」「ve」などジェンダーの明示を避けるよう作られたもの
  • Regencycore (名詞) : テレビドラマ「ブリジャートン家」でみられる英摂政時代 (1811~1820) の上流階級の衣服をイメージした服装
  • cheugy (形容詞、スラング) : 以前はかっこいい・ファッショナブルだと考えられていたが、今はそうではなくなっているもの

すべて読む

| セキュリティセクション

| テレビ

| ニュース

| サイエンス

| 医療

| 暗号

| お金
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

J.R.R. トールキン作品をテーマに使った暗号通貨 JRR Token、滅びの裂け目に投げ込まれていた
2021年11月26日

NFTブームの欺瞞がアーティスト側から批判される
2021年11月05日

ウォズ曰く、名前を変える会社は信頼できないかもしれない
2021年11月03日

NFTアートは投機?詐欺?イラスト界隈で議論に
2021年10月27日

TwitterCEOの初ツイートを約2億1800万円で落札した人物、逮捕された可能性
2021年05月25日

Twitterの最初のツイートが約2億1800万円で落札
2021年03月24日

データ分析プラットフォーム Splunk、偏見のないドキュメントを書くためのスタイルガイドを公開
2021年03月06日

NFTS形式のファイルシステムインデックスを破壊できるコマンド
2021年01月18日

Oxford University Press、2020年を代表する言葉は多すぎて1つに絞れないとして報告書にまとめる
2020年11月27日

Collins Dictionaryが選ぶ2020年を代表する言葉は「lockdown」
2020年11月13日

Merriam-Webster、2019年を代表する言葉に「they」を選ぶ
2019年12月12日

Collins Dictionaryが選ぶ2019年を代表する言葉は「climate strike」
2019年11月10日

Merriam-Webster、三人称単数代名詞「they」の新定義など533の新語句や新定義を追加
2019年09月20日

Collins Dictionary、2018年を代表する単語に「Single-use」を選定
2018年11月10日

Source: スラッシュドット