東京メトロを含む企業グループが24日、第5世代移動通信(5G)を活用した列車運行システムの実証試験を行うことを発表した。この実証試験は、地下トンネルや地上の線路での列車間通信に5Gを利用する取り組みで2024年8月から始まる予定。この試験は国内初のものとされ、鉄道業界での標準化を目指している(NTTコミュニケーションズ、ZDNET Japan)。
実証試験では、欧州で検討されている次世代の鉄道向け無線通信基盤である「Future Railway Mobile Communication System(FRMCS)」に基づく通信基盤のプロトタイプを構築し、その有用性を試験する。また、この通信基盤を利用して列車の運行を制御する「Communication Based Train Control(CBTC)」システムなど、鉄道システムの安全性や安定性を向上させるための試験も行われる。
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Source: スラッシュドット