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通信キャリアの乗り換え経験、3キャリアの主ブランド間で26.5ポイントの差

MMD研究所が26日に発表した「通信キャリアの乗り換え経験に関する調査」によれば、NTTドコモユーザーが他のキャリアへの乗り換えが最も少なく、一度も乗り換えたことがない人が多いことが判明した。この調査は18~69歳の男女1万人を対象に行われ、主要な3キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)とそれ以外のキャリアを比較対象としている(MMD研究所リリースITmedia)。

調査結果によれば、通信キャリアを契約している人のうち、乗り換え経験がある人は53.5%で、その中で「1回」が28.1%、「2回」が11.9%、「3回」が7.0%、「4回」が2.5%、「5回以上」が3.9%という割合だった。キャリアごとに見ると、NTTドコモで「乗り換えたことはない」が82.9%、auが69.8%、ソフトバンクが56.4%と、NTTドコモユーザーが最も乗り換え経験が少ないことが明らかになった。また他のキャリアへの乗り換えを検討している人は、3キャリア全体で24.4%ほどしかなく、これまで乗り換え経験がある人の方がその割合が高いことも分かった。

乗り換えを検討している理由としては、3キャリアユーザーの主な理由は「利用料金を安くしたいから」(58.6%)で、他社の料金プランが魅力的であることも一因とされている。一方で、乗り換えを検討していない人の主な理由は、「乗り換え手続きが面倒だから」(54.6%)で、新しい端末の設定やデータの移行、情報収集に対する不安があることが示されたとしている。

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Source: スラッシュドット