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自動車に装備されたUSB端子にも混乱が生じている

近年、自動車にも標準装備されることの多くなったUSB端子。しかし、PCなどと同じように車種によって装備されている端子の種類や機能はまちまちでそれが混乱を生んでいるようだ。くるまのニュースの記事によると、採用されている主なものとしては、「Type-A」と「Type-C」の2種類の形状が一般的だ。USB端子の機能も2種類に分かれ、雷マークが付いていれば「電源専用」、3本の配線のようなマークが付いていれば「通信機能と電源機能」となっているという。ただし車種によってアイコンが異なる場合もあるとのこと(くるまのニュース)。

さらに端子を通じて供給される電流も様々で、500mA、1.0A、1.5A、2.1A、2.4A、3.0Aなどが存在する。近年の車種では、Type-Aが2.4A、Type-Cが3.0Aなど、比較的アンペア数の大きいものが標準となっている。また、一部の車種ではPDチャージャーがオプションとして設定されている場合もある。このような車両ごとに異なるUSB事情について、SNSなどでは「Type-CかつPD給電対応に統一してほしい」「複数ある規格を整理してほしい」といった声が出ているとのこと。

現状では、スマートフォンやタブレット端末を車内に持ち込む際の対応として、事前に端子の形や規格を確認することや、レンタカーなど事前確認が難しい場合、変換アダプタや複数のケーブルを用意しておくなどユーザー側での対処が必要としている。

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Source: スラッシュドット