ガジェット

経営破綻したVirgin Orbit、競売により消滅へ

4月に経営破綻したロケットベンチャー「Virgin Orbit」に関して、その資産は3社の宇宙関連企業に大半が落札されたことが、米デラウェア州破産裁判所の資料から判明したという。これによりVirgin Orbitが新たな所有者のもとで再び活動する可能性はなくなったとのこと。同社の資産に関してはタレコミにある各社に分散して落札されたとしている(SpaceNewsCNBCUchuBiz

あるAnonymous Coward 曰く、

経営破綻の記事では事業売却による復活を目指すとあったが、競売により生産施設と機械類をRocket Lab社に、ロケット母機のCosmic GirlをStratolaunch社に、試験場と設備をVast Space社に、それぞれバラバラに売却されたため、もはや復活は無いだろう。なお、肝心のロケットの在庫と知財はまだ売却されていないという。

すべて読む

| サイエンスセクション

| ビジネス

| サイエンス

| 宇宙
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

米宇宙ベンチャーのVirgin Orbitが経営破綻
2023年04月06日

Virgin Orbit、資金繰り悪化で 21 日まで事業停止
2023年03月19日

小型衛星の需要が高まるも、打ち上げ価格低下により多くの企業が倒産する可能性
2023年02月17日

Virgin OrbitとABL Space Systems、小型ロケット2社が相次ぎ打ち上げ失敗
2023年01月12日

Source: スラッシュドット