米空軍は、有人戦闘機に随伴可能な無人戦闘機(CCA)の調達に向け、ボーイングなど5社に競争試作を実施すると空軍の広報が認めたそうだ。米空軍はCCAを「協調戦闘機(Collaborative Combat Aircraft=CCA)」と呼んでおり、ジョーンズ空軍次官補は、CCAの競争試作に参加する5社と設計・製造契約を締結したことを発表した。この試作はボーイング、ロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマン、アンドゥリル、ゼネラル・アトミックスの5社によって行われることになったという(航空万能論GF、Air & Space Forces Magazine)。
これまでに判明しているCCAの情報としては、1機の有人機が制御するCCAの数は当面2機であること。米空軍が調達するCCAは1000機で、2000機まで増える可能性があるという。CCAの調達コストは、F-35の25%から50%で、2000万ドルから4000万ドルとされている。CCAの主な使用目的としては、有人機の射撃手、電子戦、センサーの三つの役割を持たせることにあるという。米空軍は、今後5年間でCCAに58億ドルを投資する予定だとしている。
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Source: スラッシュドット