ガジェット

現行紙幣の新券(ピン札)が不足。日銀はすでに製造を終了

金融機関で新しい紙幣(ピン札)への両替について問題を抱えているとの報道が出ている。西日本新聞の記事によると、以前から、冠婚などの際に新券を希望する人は多かったが、コロナ禍以降は、「お金が汚いから」という理由で全て新券にしたがる人が増え、新券の供給不足が慢性化していたらしい(西日本新聞)。

さらに、2024年には紙幣のデザインが変更されることから、現行のデザインの紙幣の製造は既に終了している。金融機関ごとに新券の割り当てが決められていたため、今後は各銀行の手持ちの新券が増えることはないことが銀行側のジレンマとなっている。上記のような内容の説明を、窓口に来る人に対して毎日繰り返さなければならず、金融機関側は、もっとこの件に関して広く告知したいと考えているという。

すべて読む

| お金
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

福沢諭吉版一万円札などが製造終了
2022年11月08日

日本銀行が来月の新500円硬貨発行にあわせ、詐欺に注意するようツイート
2021年10月29日

2021年度に新500円硬貨が発行。金と銀の2色に変更
2020年08月18日

新紙幣デザイン、額面数字のフォントに賛否
2019年04月10日

Source: スラッシュドット