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次亜塩素酸水に関する報道で売上が激減した販売業者がNHKや国を提訴

次亜塩素酸水の製造・販売業者は23日、コロナウイルスへの消毒効果に関する誤った情報が広まり、事業に支障が出たとして、NHKや国などを相手に1億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたそうだ(弁護士ドットコム)。

業者側の主張によれば、消毒の有効性評価は、国の要請を受け製品評価技術基盤機構(NITE)が設置した委員会によっておこなわれた。その委員長の教授が誤解を招く虚偽の発言をしたとする主張しているという。業者側は、教授個人に対しても訴訟を提起、NHKには謝罪訂正放送などを求めているとのこと。

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Source: スラッシュドット