ガジェット

小説を自動で作るAIに架空のWikipediaを作らせる遊び

AI技術による文章の作成技術が進歩し、単語などを並べることで自動的に小説を作成してくれるツールなどの品質が向上している。Togetterのまとめによると、べっくみんさんが『にほんご文章・小説AI「AIのべりすとα2.0」』で適当に銃器関係の名前を羅列したものを登録したところ、名前が鉄砲のものであることを認識してくれただけでなく、銃の名前と生産地を繋げ、なおかつ面白そうな書き出しを作り出してしまったという(べっくみんさんのツイートTogetter)。

そんな中、ダ・ダ・恐山さんがこのAIジェネレーターに現実には存在しない「飛騨カブトムシ早食いオリンピック」という存在しない言葉を書き込んで「出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」と書いたところ、その言葉を元にしたWikipediaの記事を作り出してしまったそうだ。こうしたことから、Twitterの一部では実在しない映画タイトルなどをいれた架空のWikipediaを作るのが流行っているようだ(Togetterその2Togetterその3)。

すべて読む

| ITセクション

| 人工知能

| Wikipedia
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

AIによって文章の要約文を生成する「ELYZA DIGEST」。デモサイト公開
2021年09月01日

Microsoft、英語文章をプログラミング言語に変換する技術を「Power Apps」に追加へ
2021年05月27日

ソーシャルAIチャットボット「りんな」の新会話エンジン、より具体的で内容のある返答が可能に
2020年06月24日

MicrosoftのAIりんな、話し声や歌声で嬉しい感情・悲しい感情を表現可能に
2020年05月06日

中国の裁判所、AIが生成した文章に著作権を認める
2020年01月13日

婚活サービス「ゼクシィ縁結び」は人工知能で「遊び目的」ユーザーを監視している
2019年03月15日

Source: スラッシュドット