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偽半導体の流通増で半導体の真贋判定サービスが人気に

電波新聞によると、偽の半導体の流通が国内でも増加していることから、入手した半導体の品質検査を行っているサービスの人気が高まっているという。この市場流通している半導体の品質検査サービスはOKIエンジニアリングが6月から開始した事業で、「真贋判定・信頼性試験サービス」という名称。開始後から100社以上から引き合いがあり、1社からロット数百~数千単位の依頼が来ているそうだ(電波新聞沖エンジニアリングリリース)。なお、OKIエンジニアリングリリースによると、

  1. 正規品と模倣品の外観比較や透過X線検査での内部調査による真贋判定
  2. 電気的特性評価による機能試験
  3. 高温動作試験、温度サイクル試験などの加速試験による信頼性評価

などを実施しているとのこと。

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Source: スラッシュドット