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ユーザーの死後に閲覧履歴を偽のものに置き換えるOpera GXの「Fake My History」

Opera は 7 月 27 日、ユーザーの死後にブラウザーの閲覧履歴を偽のものに置き換えるという「Fake My History」が Opera GX で利用可能になったと発表した
(ニュースリリース
Neowin の記事
Ghacks の記事)。

Fake My History は Opera GX を 14 日間以上使用しないとユーザーが死亡したとみなして閲覧履歴をすべて消去し、偽の閲覧履歴に置き換える。この機能はデフォルトで無効になっており、「履歴」サイドバーで「私の魂を救済する」をクリックすると表示される Fake My History の画面で「有効にする」をクリックすれば有効化できる。有効にした状態では同様の手順で無効化可能だ。また、「すでに死んでいるふりをする」オプションを使用すると 14 日待たなくても偽の閲覧履歴に置き換えられる。

Opera は偽の履歴を「素敵なバージョン」「あなたのウェブライフをローズ色に再現」などと表現するものの、何かの寄付方法やボランティア活動への参加方法、慈善活動の開始方法などを Google で検索し、検索結果から一つだけ選んで閲覧したような不自然な履歴が大量に並ぶ。偽の履歴はローカライズされていないが、「臓器提供の方法」「死んだ鳥を埋める方法」などが並んでいると若干不気味でもあり、単純に全消去してくれる方がいいようにも思う。スラドの皆さんのご意見はいかがだろうか。

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Source: スラッシュドット