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WSL で systemd が利用可能に

Microsoft は 21 日、Windows Subsystem for Linux (WSL) で systemd が利用可能になったと発表した
(Windows Command Line の記事
Neowin の記事
BetaNews の記事
Phoronix の記事)。

systemd を利用するには、Microsoft Store 版の Windows Subsystem for Linux Preview バージョン 0.67.6 以降が必要だ。そのため、OS は Windows 11 が必要であり、
このバージョンを Microsoft Store からインストールするには Windows Insider Program を有効にする必要がある。ただし、バージョン 0.67.6 をGitHub でダウンロードしてインストールすれば非 Insider の Windows 11 環境での利用も可能だ。

あとは systemd をサポートするディストロで「/etc/wsl.conf」に「boot」セクションとエントリ「systemd=true」を追加し、WSL を再起動すれば完了だ。systemd を有効化することで Snap も利用可能になるため、対応アプリの利用も容易になる。

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Source: スラッシュドット