ガジェット

Wikimedia Foundation、ロシアでWikipedia記事を虚偽情報とする判決に上訴

headless 曰く、

Wikimedia Foundation は 13 日、複数のロシア語版 Wikipedia 記事がロシアの裁判所に虚偽情報と判断されたことなどを不服とし、6 日に上訴したことを明らかにした
(ニュースリリース
The Verge の記事)。

虚偽情報と判断されたのはロシアのウクライナ侵略に関連する一連の記事で、削除を拒否したことが行政命令違反にあたるとして合計 500 万ルーブル (およそ 1,200 万円) の制裁金支払いを命じられたという。4 月にロシアでは軍事行動に関する虚偽の情報を故意に流布することを禁ずる法律が成立しており、該当の Wikipedia 記事を虚偽情報として削除するよう当局が要求していた。

上訴にあたり Wikimedia では、Wikipedia 上の情報は表現の自由で守られるべきものであり、虚偽情報ではないと主張。問題の情報は事実に基づいたもので、ボランティアが内容を確認・編集して改善を続けており、削除すれば表現の自由および知識にアクセスする権利の侵害にあたるとも主張している。

すべて読む

| YROセクション

| 軍事

| YRO

| 法廷

| ニュース

| お金
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

ロシア政府がウィキペディアに「誤情報」の削除要求。従わない場合は罰金を通知
2022年04月06日

英 BBC、ウクライナおよびロシア向けに短波放送を開始
2022年03月05日

Source: スラッシュドット