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SFマガジン、『絶版となり入手困難となった本を想像で特集する企画』が炎上、中止に

あるAnonymous Coward 曰く、

早川書房はSFマガジンの企画「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」の中止を発表、謝罪を行った(J-CAST ニュース編集の塩澤快浩氏のツイート)。

SF作家・樋口恭介さんらがツイッターで企画を発表したところ「絶版にしているのは早川だろ」「ツイッターで個人がやるならともかく早川書房がやることじゃない」「名作SF『スラン』を復刊しろ」などといった苦情が殺到。中止となった。樋口氏はnoteで顛末を告白したが、その中でも評論家に対する誹謗中傷があったとして削除。再び謝罪している。

早川書房は名作SF小説を多数刊行しているが、絶版にしてしまっているのも多いので想像で書くのではなく単純に復刊人気投票とかすればよかったのではないだろうか。僕は多くのアニメや漫画の元ネタになっているA.E.ヴァン・ヴォクトの傑作SF『スラン』がまた読みたいです。

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Source: スラッシュドット