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NASA、 IPCC報告書を受けて将来の海面水位を予測するサイト公開

NASAは9日、世界の海面水位の将来予測を行う「Sea level projection tool」を発表した。このツールはNASAのもつ人工衛星の観測データを元に今後数十年の水位予測を地図上に表示したもの。9日に発表されたIPCCの第6次評価報告書を受けて作成したものだという(NASAリリースIPCC第6回評価海面プロジェクトの視覚化に関する説明読売新聞)。

このマップサイトによれば、2100年に神奈川県の三浦半島・油壺湾で0.97メートル水位が上昇するといった記載が出ている。このほかは宮城県石巻市の鮎川浜で1.24メートルという高い水位上昇が起きると予想されている。

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Source: スラッシュドット