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Microsoft Defender、誤動作でスタートメニューなどからショートカットを削除

あるAnonymous Coward 曰く、

Windows 10 / 11 の Microsoft Defender で利用可能な Attack Surface Reduction (攻撃面の縮小: ASR) ルールのうち、「Office マクロからの Win32 API 呼び出しをブロックする」の誤爆によりタスクバーやスタートメニューのショートカットが誤って削除されてしまう事象が発生した。この事象が発生すると、タスクバー等のショートカットが削除され、Windowsセキュリティが「操作がブロックされました」という通知を表示する。Microsoftは既にこの件を把握しており、解決に努めているようだ。

この問題は該当ルールを監査モードに設定することで対処することが可能だ。
# タレコミ子の私物と会社の PC でも発生しており、このタレコミを書いている最中も誤爆していてとても鬱陶しい。

影響を受けるのは Windows 10バージョン 20H2 / 21H2 / 22H2 と Windows 10 Enterprise 2015 LTSB / LTSC 2016 / LTSC 2019、Windows 11 バージョン 21H2 / 22H2。セキュリティインテリジェンスビルド1.381.2140.0で発生し、ビルド 1.381.2164.0 で修正された。ビルド 1.381.2164.0 以降をインストールすることで問題は発生しなくなるが、削除されたショートカットは復元されない
(Microsoft Learn の記事)。

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Source: スラッシュドット