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H3ロケットの打ち上げ中止、電源供給系統のトラブルと判明

JAXAは22日に開催された有識者会合において、17日に打ち上げを中止したH3ロケットに関する原因調査にに関する調査報告を公開した(JAXATECH+産経新聞)。

当日の状況としては、ロケットの打上げ条件成立後、点火信号を送信しようとする直前になって1段機体制御コントローラが異常信号を検知。飛行制御ソフトウェアが以降のシーケンスを停止したとしている。原因に関しては、現時点では機体や地上設備の電気的な挙動が影響を与えた可能性が高いところまで原因を絞り込んでいるとのこと。JAXAは、3月10日までの予備期間中の打ち上げを目指すとしているものの、見通しは不透明となっている。

あるAnonymous Coward 曰く、

現在は発生した現象が特定された状態。何故この現象が起きたのかは引き続き調査中のようだ。

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Source: スラッシュドット