ガジェット

GIGAスクールでの作成データ、卒業時の対応に温度差

児童や生徒に1人1台のデジタル端末を整備する「GIGAスクール構想」。神戸新聞によると、その端末に保存した発表資料などの取り扱いに関して、学校ごとにバラツキが出ているという。個人のパソコンへのデータ移行が認められない神戸市や芦屋市に対し、姫路市や西宮市などは共有が可能。データ移行が認められない地域では、生徒たちが端末で撮影した写真や資料などについては消すしかない状況だという(神戸新聞NEXT)。

神戸新聞の記者がこの件に関して神戸市教育委員会に問い合わせると、「これまでそんな問い合わせはなかった」と担当者は話しているという。その上で先生の手を借りれば、画面の印刷はできる」と話しているという。一方、姫路市や明石市、西宮市、加古川市の各教育委員会では、クラウド側に保存可能で個人のパソコンにデータを移行できる道が開かれていたとしている。しかし、神戸市では「セキュリティーとのバランスを考えるとデータ移行は難しい」との説明をしているとのこと。

すべて読む

| モバイルセクション

| セキュリティ

| 教育

| ノートPC
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

GIGAスクール端末は十分な性能を備えていると92%の自治体が評価
2023年02月11日

高校生のなりたい職業、1位は「エンジニア・プログラマー」
2021年12月28日

学習向けタブレット等を使用してのいじめ、全国の小中学校で増加
2021年11月11日

GIGAスクール端末の中部6県における採用比率と不具合発生率でアップル一強が浮き彫り
2021年10月14日

Source: スラッシュドット