ガジェット

Epson America、廃インク吸収パッドの交換についてサポート文書を更新

エプソンのインクジェットプリンターが廃インク吸収パッドの吸収量限界を理由に使用できなくなるのは計画的な製品寿命の短縮だなどと批判を受けていたのだが、Epson Americaがサポート文書を更新した
(The Verge の記事
Ars Technica の記事)。

Epson America は廃インク吸収パッドの限界メッセージ表示を短期間無効化する 1 回だけ利用可能なユーティリティー「Epson Ink Pads Reset Utility」を提供しており、その FAQ をまとめたサポート文書で廃インク吸収パッドについて解説していた。

サポート文書ではこれまで、平均的なユーザーは廃インク吸収パッドが限界に達する前に他の理由でプリンターの買い替えを行うことになること、ユーザーによる廃インク吸収パッドの交換を可能にすると価格が上昇すること、サービスセンターでの廃インク吸収パッドの交換は低価格プリンターに対するいい投資とはいえないことなどを挙げ、交換に否定的だった
(Internet Archive のスナップショット)。

更新後のサポート文書では荷造送料を含む低価格な廃インク吸収パッド交換サービスや、地元の認定修理業者による交換が可能だという記述が追加されており、交換に肯定的な内容に置き換えられている。

すべて読む

| ハードウェアセクション

| ハードウェア

| プリンター

| ハードウェアハック
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

キヤノンの一部プリンターで2022年6月1日から電源がすぐに落ちてしまう現象
2022年06月10日

Canon USA、インク切れのオールインワンプリンターでスキャン機能を使えなくしたとして訴えられる
2021年10月17日

米エプソン、ファームウェア更新でサードパーティー製インクカートリッジをブロックして訴えられる
2019年10月26日

フランス当局、エプソンに対し意図的に製品の寿命を短くしている疑いがあるとして調査
2018年01月01日

Source: スラッシュドット