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COVID-19 の行動制限緩和によるペットの孤独を懸念する欧州のペットオーナー

Samsung が欧州のペットオーナー 6,500 名以上を対象に実施した調査「2022 Pet Living Study」によると、ペットを飼う人の増加によるテクノロジーの選択や家庭でのテクノロジー利用形態の変化が明らかになったそうだ
(プレスリリース
The Register の記事)。

現在、欧州の家庭では子供の数をペットの数が上回っており、ペットオーナーの 63 % はペットを愛する家族の一員とみなすほか、47 % がペット専用のソースアルメディアアカウントを持っているという。そのため親が子供のことを考えるのと同様、ペットも家庭生活や購買意思決定に影響を与えていると考えられる。ペットが暮らしやすいよう家を模様替えした人は 47 % おり、ペットに配慮して家 (58 %) や家具 (48 %)、家電製品 (32 %)、テクノロジーデバイス (30 %) を選ぶ人も多い。

テクノロジーデバイスがペットの役に立つと考える人も多い。テクノロジーデバイスにより生活の質の改善や活動性の維持が可能という回答は各 56 %、健康状態の改善や留守番中の孤独による不安の緩和が可能という回答も各 52 %あったという。特にペットの孤独を懸念する人は多く、全年齢層で 46 %、18 ~ 34 歳では 50 % まで増加する。40 % は COVID-19 パンデミックによる行動制限が緩和されて外出の機会が増えることによるペットの孤独を懸念しており、実際に 48 % が孤独を緩和するためにテクノロジーデバイスを使用しているという。

テクノロジーがペットに優しいことは子供に優しいことと同様に重要だと考える人は 62 % にのぼる。49 % がペットに優しいテクノロジーを搭載する家電製品の増加を期待しており、52 % は将来のスマートホームで標準機能となるべきだと考えている。ペットの幸せと健康のためなら金を惜しまない人も多く、自分自身にかけるよりも多くの費用が掛かっても構わないという回答は 44 %、実際にペットにかける費用は年平均 790 ユーロ。ペットにかかる費用を削減するつもりはないとの回答は 59 %、費用をどうしても減らす必要がある場合は最初にペット以外の費用を削るとの回答は 61 % だったとのことだ。

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Source: スラッシュドット