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Blogger、19年前の記事のリンク先がマルウェアサイトになったとして非公開化措置

Googleのレンタルブログサービス「Blogger」で、19年前のブログ記事のリンク先がマルウェアサイトになっているとして記事が非公開化されてしまうという事例があったそうだ。報告をおこなっているのはdiamond geezer氏で、2003年5月に投稿した記事が非公開にされたとのメールが運営から送られてきたという。非公開になった理由として、該当記事がマルウェアやウイルスに関するポリシーに違反したためだとしている(diamond geezer)。

削除された記事は人気テレビ番組に関する話題を集めたいわゆるリンク集だったようだ。同氏はマルウェアやウイルスにリンクした覚えはなく、同氏はかつてリンクしたサイトが消滅し、ドメインの所有者が悪意のあるユーザーに変わってしまったのではないかと推測したようだ。

そこで問題の記事中のリンクをチェックしたところ、31あったリンクのうち12が完全に消失、9サイトは存在しているものの記事自体はなくなっていた。The Guardianからリンクした4サイトは無事だった。しかし6つのサイトがまったく別のWebページに置き換えられていたという。問題が指摘されたのはこのうちの一つだったとしている。同様の問題はほかのBloggerの投稿者も抱えていると思われる。

あるAnonymous Coward 曰く、

「Bloggerが危険コンテンツへの問題を処理しているのは素晴らしいが、多数の記事が将来公開されなくなるリスクがある」

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Source: スラッシュドット