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日本赤十字社がワクチン接種後の献血について発表。政府は大規模な接種会場を設置へ

日本赤十字社は4月28日、新型コロナワクチン(COVID-19)接種者の献血の受入基準について発表した。基準としては、現在承認されているファイザー製mRNAワクチンを含むRNAワクチン接種後、48時間は献血はできないとしている。ワクチンの1回目、2回目の接種後ともに同じ条件となっており、48時間後からは献血も可能となるとしている。ほかのmRNAワクチンとしては現在審査中で、国内でも近く承認予定との話が出ているモデルナ製のものがある(日本赤十字社関連過去記事)。

RNAワクチン以外を接種後の献血に関しては、現時点でも国などで検討をしている最中であるという。基準が確定するまでの間、献血は遠慮していただくとしている。現時点では海外でアストラゼネカ製ワクチンやJ&J製、シノバック製などを接種した人などがこの条件に当てはまると見られる。

ワクチン接種に関しては、政府は東京と大阪に大規模な接種会場を設置する方針を決めている。1日1万人の接種を行う予定で、東京に関しては大手町の合同庁舎が使用される予定。接種対象は、東京・神奈川・埼玉・千葉の4都県の65歳以上の高齢者で、5月24日から医師や看護師の資格を持つ自衛隊員が接種を行う予定となっている。また一般向けにも24時間体制で接種できる環境を整備する方針だとしている(TBSNEWSTBSNEWSその2時事ドットコムNHKNHKその2)。

tori_sanpo 曰く、

5月14日以降、接種後48時間経過すれば献血できます
日赤の発表

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Source: スラッシュドット