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教育出版大手マグロウヒル、S3 バケットの誤設定で学生 10 万人以上のデータを公開状態にしていた

headless 曰く、

米教育出版大手マグロウヒルが Amazon S3 バケットの誤設定により、同社のオンライン学習プログラムを利用する学生 10 万人以上のデータを公開状態にしていたそうだ
(vpnMentorのブログ記事
The Register の記事
HackRead の記事)。

発見した vpnMentor は今年 6 月 12 日、マグロウヒルのものとみられる 2 つの S3 バケットが公開状態になっているのを発見。1 つは本番用バケットでデータ量 12 TB 以上、4,700 万個以上のファイルを含む。もう 1 つは開発用バケットでデータ量 10 TB 以上、6,900 万個以上のファイルを含んでおり、合計でデータ量は 22 TB 以上、ファイルは 1 億 1,700 万個以上におよぶ。

vpnMentor では倫理的なルールに従って調査を行い、少数のサンプルのみを確認したため全容は不明だが、推定で学生 10 万人分以上の個人を特定可能な情報 (PII) が含まれていたという。データは 2015 年からアクセス可能な状態にあったが、実際に悪意ある第三者がデータにアクセスしたかどうかは不明だ。マグロウヒルは米三大教育出版社の一つで以前からオンライン学習プログラムを開発していたが、COVID-19パンデミックを受けて事業の拡大が加速したとのこと。

vpnMentor はマグロウヒルへの連絡を 6 月 13 日から 7 月 4 日までに 9 回試みたが返信はなく、US-CERT への連絡も 6 月 27 日から 7 月 4 日までに 4 回試みたが返信はなかったという。そのため、マグロウヒルのウェブサイトでライブチャットを通じてサイバーセキュリティ責任者の連絡先を入手。9 月 8 日・19 日・21 日と電子メールを送り、9 月 21 日にようやく届いた返信で個人情報を 7 月 20 日に削除したと知らされたとのことだ。

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Source: スラッシュドット