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故障率の高い米マクドナルドのアイスクリームマシン、連邦取引委員会が調査に乗り出したとの報道

米マクドナルド各店舗のアイスクリームマシンは故障率が高く、稼働状況を地図上に表示するサイト「mcbroken」も公開されているが、ついに連邦取引委員会(FTC)が調査に乗り出したとWSJが報じている(SlashGear の記事New York Post の記事The Hill の記事Tech Times の記事)。

4 月の WIRED 記事によれば問題のアイスクリームマシンはフードサービス設備大手 Taylor Company 製で、1 台およそ 18,000 ドル。ソフトクリームとシェイクの両方を提供できる複雑な構造から故障しやすく、2 週間に 1 回実行が必要な高温殺菌処理で故障することも多いようだ。

Taylor はオーナーが自力で修理することを禁じてはいないとのことだが、認定技術者以外による修理は保証を無効にする。また、設定を変更するメニュー画面を開くにはオーナーズマニュアルに記載されていない秘密のコードを打ち込む必要があり、オーナーは Taylor 認定ディストリビューターに月数千ドルのサービス料を支払っているとのこと。

バイデン政権では修理する権利の促進を重視しており、FTC の調査も修理する権利に関連するもののようだ。ただし、調査はまだ公式なものではなく、事前調査の段階だという。なお、FTC では調査実施の有無について回答を拒否しており、米マクドナルドは同社が FTC の調査対象になる理由はないとメディアに回答しているとのことだ。

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Source: スラッシュドット