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富士通の元社長はホライゾンスキャンダルを知らない?

ホライゾンスキャンダルに関しては、過去記事で取り上げているとおりだが()、国内では余り知られていないという。この事件は富士通の会計システム「ホライゾン」の欠陥により、英国の郵便局で窓口の現金とシステム上の記録額に不整合が発生。これにより、郵便局の窓口業務を担っていた人々が、横領罪などで収監されたという問題が生じていた。2000年から2014年の期間に700人以上の郵便局長が横領や不正経理の無実の罪を着せられたことからイギリス史上最大の冤罪と言われている(BBC[英]BBC[日])。

BBCの日本国内の記者か富士通の元社長にこの問題について質問したところ「ホライゾン? ホライゾンって?」という反応だったという。意図的にとぼけているのか、本当に知らないのかは記事では不明。また日本の富士通本社は、この問題は英国現地法人が対応するとして取材拒否をしている状態だとしている。このほか記事では、英国政府と富士通との関係性や最近のみずほ銀行問題や 2005年に起きた”ジェイコム株大量誤発注事件などに関しても話を広げている。

nemui4 曰く、

信じがたいかもしれませんが、国内市場では、Horizo​​n スキャンダルについて聞いたことのある人はほとんどいません。
だそうな

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Source: スラッシュドット