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国立国際医療研究センター職員のCOVID-19感染経験者、2022年12月時点で約4割

国立国際医療研究センターの職員を対象に実施された血清疫学調査の結果、2022年12月時点で職員の4割近くがCOVID-19に感染していたという。そのうちの3割は感染したことに気がつかず診断を受けていなかった。医療従事者はCOVID-19患者と接する機会が多いため感染リスクが高い。しかし、コロナ禍初期では感染防御対策の徹底がおこなわれていたことから、同センター職員の抗体陽性率は一般住民よりも低いとされていた。しかし、感染力の強いオミクロン株以降は累積感染率が上昇する傾向になったという。

maia 曰く、

国立国際医療研究センターの職員の新型コロナ感染歴(診断歴と抗体陽性の和)を定期的に調査したところ、2022年12月の累積感染率は39.0%だった(という事は現在は4割越えか)。また感染歴があった人の29.7%は感染していたことを自覚していなかった(DIME)。初期から見ていくと2021年6月時点で2.0%、デルタ株優勢後の2021年12月で5.3%、オミクロン株流行拡大後の2022年3月に8.7%、6月に16.9%だった。BA.5は同年夏に大流行し、12月の39.0%という数字となった。

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Source: スラッシュドット