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北米で 10 日以降に撃墜された気球は民間のものとの見方

maia 曰く、

米国政府やジョー・バイデン米大統領は 10 日以降に撃墜した3個の飛行物体について、民間や研究機関の気球だった可能性が高いとしている
(産経ニュースの記事)。

それらは高度的には航空機の領域を飛んでいたのでリスクはあったとも言える。識別信号を出さなくていいのかと思うが、よく分からない。

イリノイ州拠点の愛好家団体 NIBBB が飛ばした「ピコバルーン」は 4 カ月以上飛行して地球を 7 周した後、11 日にアラスカ州西部沖の小さな島の近くで通信が途絶え、行方不明になっている。ピコバルーンは水素充填で直径 80 cm の高高度気球。アマチュア無線機や GPS を搭載し、高度 14,000 m を飛行する。同団体は 2021 年 6 月に結成されて以来、25 個以上の気球を飛ばしているという
(CNN.co.jp の記事)。

17 日のプレスブリーフィングで米国家安全保障会議 (NSC) 戦略広報調整官のジョン・カービー氏は記者の質問に対し、イリノイ州の子供たちのグループが飛ばした 12 ドルの気球の可能性が報じられていることに対するフラストレーションは周囲にないと回答。実際に趣味の気球であったと判明しても、国家安全保障上の脅威だと判明するよりは良い結果だとも述べている。また、政府はこのグループに連絡しておらず、破片を回収できていない状況では確認する手段もないと答えた。

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Source: スラッシュドット