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今年キーウ上空では大量のUFOが観測された

戦闘が続くウクライナでは、最近になって異常な数のUFOが目撃されるようになったという。キーフの主要天文台が同国の国立科学アカデミーと共同で発表した論文「Unidentified aerial phenomena I」によると、非常に多くのUFOが確認されたとされている。論文はキーフある天文台とその南にあるヴィナリヴカという村で観測された事象を元に書かれたという。観測されたUFOは「phantoms」と呼称され、完全に黒い物体であり、非常に早く移動することから写真を撮るのは困難であったという(ViceUnidentified aerial phenomena I. Observations of events[PDF])。

そこで露出時間1ミリ秒未満、50フレーム以上の撮影が難しい環境でも撮影できるカメラを用意。これにより科学者らは空を移動する奇妙な物体を繰り返し観察できるようになったという。論文では、その物体が何であるかといった推測はせず、観測結果とその物体の驚くべき速度に言及している。曰く、phantomsは地上10~12キロメートルの高度の対流圏で目撃され、大きさは3~12メートル、速度は秒速15キロメートルほどと推定されている。これらはミサイルかロケットか、戦争に関連した何かであると思われるものの、科学者たちは、その実態は明らかではないとしている。

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Source: スラッシュドット