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中国軍指示で日本製セキュリティーソフトを購入しようとした元留学生に逮捕状

中国籍の元留学生男性が偽名でウイルス対策ソフト購入しようとしたとして、警視庁が逮捕状を取ったそうだ。警視庁が逮捕状を取ったのは、元留学生の王建彬容疑者。同容疑者は、非実在の日本企業の名前を名乗り、日本製の企業向けセキュリティ対策ソフトを不正に購入しようとした模様。なお同容疑者はすでに中国に帰国済みとのこと(読売新聞産経新聞TBS NEWS)。

読売新聞によると、中国人民解放軍のサイバー攻撃部隊「61419部隊」に所属する妻が「国に貢献しなさい」「国が守ってくれる」などとSNSやメールなどを通じて指示を出していたそうだ。企業向けのセキュリティ対策ソフトを研究し、日本企業のシステムの脆弱性を把握することが目的だとされている。

追記 by headless: 容疑は詐欺未遂とのこと。

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Source: スラッシュドット