ガジェット

三菱重工がマイクロ原発を2030年代に商用化へ

maia 曰く、

三菱重工がトレーラー運搬可能なコンテナに収まるマイクロ原発を2030年代に商用化するという(日経)。出力は500kw、約40t、黒鉛を冷却材に用いる。コストは数十億円。燃料交換せずに25年前後運転する。ちなみに30万kW以下の小型原発の計画は、三菱重工含め、世界中で目白押しである(日経)。

米国防総省でも13日、過去記事で取り上げたことのある小型ポータブル原子炉の開発にゴーサインを出したという。この原子炉はC-17輸送機で輸送できるサイズで、1〜5メガワットの電力を3年以上供給可能であることが求められるとしている。国防総省のリリースによれば、米国で建設された最初の発電用第4世代原子炉になるとしている(米国防総省リリース航空宇宙ビジネス短信T2)。

すべて読む

| ハードウェアセクション

| 電力

| 原子力
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

岸田総理、脱炭素社会の実現に向け、小型原子炉や高速炉の開発進める
2022年01月25日

7月の中国・台山原子力発電所の事故は設計上の欠陥が原因か
2021年12月08日

GEと日立の合弁会社、カナダで小型次世代原子炉の受注に成功
2021年12月06日

中国、今後15年で150基の原発を新設へ。投資額は4400億ドル
2021年11月12日

台湾の原発、技術者が制御室を清掃する際に動かした椅子がスイッチのカバーに触れて停止するトラブル
2021年07月30日

米防総省、小型ポータブル原子炉実現に向けて開発企業二社を選定
2021年04月10日

Source: スラッシュドット