ガジェット

モバイルバッテリー付属の専用USB変換アダプターの転用には注意

HanpenBlogによると、Ankerのモバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W (モデル番号:A1246) 」に付属していた変換アダプターが、USB Type-Cで禁止されている仕様だったと指摘し、運用にはリスクがあると警告している(HanpenBlog)。

今回指摘された問題点は大きく分けて2点あり、一つ目の問題点はType-CコネクタからType-Aへの変換コネクタが付属している点。これは互換性や安全性を確保できないため、仕様で禁止されているという。ただ実際には、この機能を持つ製品は多く出回っている。もう一つの仕様上の問題点は「CCが10kΩでVBUSにプルアップされている」点。詳細に関しては記事を見ていただきたいが、この仕様のせいで給電される側の機器が誤った認識をしてしまい、結果として電圧降下や異常過熱、故障などを引き起こす恐れがあるとしている。

すべて読む

| ハードウェアセクション

| ハードウェア

| スラッシュバック

| ハードウェアハック
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

USB-IF、「USB Type-C」ケーブルの性能と速度を識別可能にする新ロゴ
2021年10月04日

欧州委、スマホ充電器を「USB Type-C」に統一する法案を提出
2021年09月24日

Windows 10、デバイスのインストール制限ポリシーを階層順に適用可能に
2021年08月19日

高価だがUSB Type-Cケーブルの混沌を解決するThunderbolt 4ケーブルという選択肢
2021年08月06日

Thunderbolt 5 の転送速度は80Gbpsか
2021年08月04日

一部のノートPCと一部のUSB PDのACアダプターを組み合わせると充電できない現象
2021年07月29日

Source: スラッシュドット