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テスラ「Model 3」を改造、マイニングにより走行時の電気代も稼げる車に

サンフランシスコ在住のSiraj Ravalさんは、テスラ製の2018年型Model 3を使って暗号通貨のマイニングを行っているという。Apple M1搭載のMac Miniを専用のアダプタを介して取り付け、車側から電源が供給されるようにした。同氏によればM1 Mac Miniは消費電力が少ないため、テスラとの相性は抜群なのだという。同氏はテスラのオートパイロットが動作している最中、M1 Mac Miniがビットコインを採掘するようにAIプログラミングを作成したとしている(Siraj Ravalさんの動画CNBCFuturismGIGAZINE)。

またこのテスラ車では採掘したビットコインをウォレットサービスのbitpayに送金し、VISAカードが付いたアカウントで使えるようにした。車体の給電サービスでの支払いはこのカードを使用しており、電気の支払いも車自体が自給自足しているとしている。月額3500円~7000円程度かかる電気代はすべてマイニングでまかなえているとしている。

同氏によれば将来、完全な自律走行型ロボタクシーとして機能させ、テスラ車を使った自動運転ロボタクシー会社を立ち上げようと考えているという。ロボタクシーとして移動中もマイニングさせ、タクシーとしての輸送サービスとビットコイン採掘サービスの両方から得た収益を、車の修理、電気代、アップグレードの運用経費に充てるのが目標であるとのこと。

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Source: スラッシュドット