ガジェット

ウィキメディア財団に対し暗号通貨による寄付の受け入れ停止を求める声が上がる

あるAnonymous Coward 曰く、

インターネット百科事典「Wikipedia」を運営するウィキメディア財団は2014年からビットコインによる寄付を受け付けているが、これを止めるよう求める提案がMeta-Wikiで行われている(Requests for comment/Stop accepting cryptocurrency donations — Meta)。

提案者の主張は概ね次のような内容だ。

  • 暗号通貨は非常にリスクの高い投資であり、お墨付きを与えるようなことをするべきではない。
  • 暗号通貨は膨大なエネルギーを消費するため環境負荷が高く、持続可能性を重視する方針にそぐわない。
  • 暗号通貨を受け入れることにより、世間のひんしゅくを買うおそれがある。

あくまでRFC(コメント求ム)の議論であり、コミュニティでの採決がそのまま財団の最終決定になるわけではないが、賛否両論様々なコメントが集まっている。

財団によると、昨年度は347人から計約13万ドル(約1500万円)相当の暗号通貨による寄付があり、これは総収入の約0.08%にあたるという。

情報元へのリンク

すべて読む

| ITセクション

| インターネット

| Wikipedia

| IT

| お金
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

ウィキメディア財団、退職するマネージャーに約50万ドルの退職金を支払っていた
2017年06月10日

ウィキメディア財団、寄付募集目標150万ドルまで あと半分
2006年12月30日

Wikimediaが寄付金募集中
2005年08月29日

Wikipedia創始者Jimmy Wales@本家
2004年08月30日

Wikipedia日本語版が2万5000記事突破
2004年01月07日

Wikipediaがサーバ増強に寄付を募集中
2003年12月29日

シンガポール通貨監督庁、暗号通貨を一般向けに宣伝しないよう求めるガイドライン
2022年01月21日

Source: スラッシュドット