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イーロン・マスク、自動運転技術の開発が難しいものだとついに気付く

headless 曰く、

Tesla のイーロン・マスク氏がついに、自動運転技術の開発は難しいものだと気付いたそうだ(マスク氏のツイートThe Verge の記事)。

この見解は、Model 3 の名前を「Two Weeks」に変更したというオーナーのツイートへの返信で示された。マスク氏は FSD (完全自動運転) 9 ベータを近く提供開始できると誓ったうえで、自動運転技術の開発が難しいものだと気付いたと語っている。マスク氏は 4 月末、Twitterで FSD 9 ベータの提供時期に関する質問に2週間程度で提供できると回答していた。しかし、6 月 25 日にはできれば来週にも提供したいと述べており、現在のところ提供はできていないようだ。

マスク氏によれば、一般化した自動運転を実現するには現実世界の大部分をAIで解決する必要があるものの、そこまで難しいとは思っていなかったという。しかし、今考えると困難さは明白だったとのこと。

マスク氏は以前から完全自動運転機能の完成が近いことをたびたび示唆しており、2020年には(実際には完全自動運転ではない) 完全自動運転機能のベータテストを開始した。しかし、Tesla の CJ ムーア氏は今年 3 月、自動運転レベル 5 (完全自動運転) の実現時期についてカリフォルニア州自動車局 (DMV) に対し、「イーロンのツイートは技術的な現実に一致しない」と回答していた。

なお、マスク氏は SpaceX が火星にクルーを送る時期に関する質問にも2週間 (後) と答えている。

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Source: スラッシュドット