ガジェット

アラームボックス、2023年以降の業種別倒産発生予測ランキング発表

AI与信管理サービスを提供するアラームボックスは15日、2023年以降の業種別倒産発生予測ランキングを発表した。この調査は2021年12月1日~2022年11月30日の期間に収集された1万767社・33万298件のネット情報等から1年以内に倒産する危険性がある「要警戒企業」を分析・抽出。その上で「倒産危険度の高い上位10業種」を予測したものとなっている(アラームボックスリリース)。

業種ランキングでは1位は農業、2位は電気業となっている。この二つは前回調査と順位は変わらず、飼料や燃料費の高騰によって厳しい業界動向が続いている。原因としては農業では畜産農業で大手企業の倒産が複数発生、その余波によるもの。電気業に関しては液化天然ガスなどの燃料価格の高騰による新電力の逆ざや状態などとされている。

3位は業務用機械器具製造業。こちらは前回順位の20位から大幅にアップしている。同様に職別工事業も15位から4位になった。これらはアミューズメント機器や映像関連の光学機器など、コロナ禍初期に需要減となった企業に倒産や警戒情報が多く見られたという。受注が確保できない企業が今年になって資金繰りが悪化し息切れ倒産を起こす事例が増えているとしている。

すべて読む

| ビジネス
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

楽天モバイルとの不正取引が原因で日本ロジステックが倒産、両社の社員が共謀か
2022年09月06日

2021年度の新電力の倒産は過去最多の14件。事業撤退も相次ぐ。帝国データバンク
2022年04月04日

コロナ患者受け入れ病院が全国初の倒産。外来減少で経営悪化
2021年09月01日

新電力大手のF-Powerが経営破綻、電力価格高騰による初の倒産
2021年03月25日

コロナ関連破たんが増加。秋葉原でも閉まったままのテナントが増える
2021年02月18日

Source: スラッシュドット