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5月から続くNTT西日本のフレッツ光の工事遅延、正常化は11月頃になる見通し

5月から続いているNTT西日本のフレッツ光や専用線(光)サービス遅延の問題でNTT西日本は16日、工事日の決定連絡や工事実施の見通しに関するリリースを発表した(NTT西日本リリース[PDF]NTT西日本からのお知らせ)。

今回出された発表によれば、申込み段階で工事日を案内しているユーザーに関しては、原則9月末までに工事日の再調整の連絡をするという。実際の工事はそこから概ね1~2か月以内に行うとしている。また社外対応などが必要となり、申込み段階で工事日を案内していないユーザーに関しては、10月末~11月末にかけて連絡を行い、実際の工事日に関してはそこからさらに1~2か月の間に工事を実施するとしている。なお、トラブル発生前と同様に設備の準備完了・工事日のご相談連絡が可能となるのは、11月頃になる見込みだとしている。

西日本新聞によると、この問題では各種工事のオーダー処理に関わるシステムのデータ移行時に約6万3000件のデータが移行できなかったことから生じたという。ほかにもシステムの連携設定などに問題があり、修正作業に約2カ月を要しており、工事が本格的に再開したのは7月からだという。4カ月たった現在も約2万件の工事が遅れていると報じられている(西日本新聞)。

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Source: スラッシュドット