ガジェット

緊急事態時のオンライン国会、衆院憲法審査会は容認へ。議論は長期化の様相

憲法の56条1項では国会審議を行う条件として「総議員の3分の1以上の出席」が定められている。これに対して衆院憲法審査会は3日、緊急事態時に開催が必要と認められる場合に限り、オンライン国会審議を認める見解を取りまとめたそうだ。想定する緊急事態は大規模災害やCOVID-19のような感染症流行を念頭に置いているそうだ。ただ実現までには運用上のルール作りやシステムの安全性確保といった技術的課題が多いとされる(産経新聞ロイター時事ドットコム朝日新聞)。

憲法審査会では憲法改正が必要かどうかがなど議論が割れていたとのこと。2月24日まで3週連続で開催された衆院憲法審査会でも、参考人質疑で出席した憲法学者2人の意見も割れていたとされる。自民党は改憲が望ましいと主張していたが、公明党と立民、日本維新の会、国民民主党は、各党が合意すれば解釈で認められるとしていた。3日午前に自民党側が解釈で可能とする各党の主張を受け入れたとしている。ただ課題が多いことから議論の長期化は避けられない模様(東京新聞)。

すべて読む

| 日本

| ニュース

| 政治

| Digital
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

企業にオープンソースプロジェクトを支援させる方法
2022年03月02日

政府、外交・防衛など国家機密の管理は国産プライベートクラウドを使用する方針へ
2022年02月10日

オンライン会議では高齢者よりも若年層の方がマナーを意識
2021年11月15日

東京都、コロナ自宅療養者への医師の派遣調整にLINEを使う仕組み作りへ
2021年09月08日

政府、ワクチンパスポートの電子版を年内に提供か
2021年09月06日

オリパラアプリ開発費削減の裏側が暴露される
2021年06月14日

政府、会社設立時の定款認証手数料を引き下げへ。年度内にも
2021年06月04日

Source: スラッシュドット