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筑波大、新学期早々に授業データベースをメンテ入りに。新入生が高機能な代替サービスを作ってしまう

筑波大学の授業データベース「KdB」が、履修登録期間中の新学期早々にメンテナンスに入りし、そんな状況で7000以上科目から履修する科目を選択しなければならず、学生を困らせていたという。そんな中、新入生が代替システムを作ってしまったことが話題となっている(ねとらぼTogetterITmedia)。

開発したのは大学メディア創成学類の1年生の「いなにわうどん(@kyoto_mast21)」さん。この代替ツールは「KdB(もどき)」と名付けられ、授業名のキーワードや学期、曜日、対面かオンデマンドかといった実施形態、履修年次を指定すると授業予定や内容が表示される。公式のKdBよりも動作が軽量になり、検索時間も短縮されているという。

ねとらぼがいなにわうどんにインタビューを行ったところ、当初は一人で制作して公開したものの、GitHub上にソースコードをアップしたところ、同級生や上級生などからバグ報告や新機能の実装などがあったことから、現在は複数人で開発しているとのこと。

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Source: スラッシュドット