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中国でCOVID-19の感染が拡大。深センなどがロックダウンでiPhone生産に影響も

中国でCOVID-19の感染拡大が広がっている。2月段階では数十人しかいなかった感染者数は、3月15日には5100人以上に急増した。地域に関しても北京をはじめ、上海や深センなどの大都市を含む全国21の省区に広がっている。東北部の吉林省長春市で11日に都市封鎖を開始。翌12日には上海市も市民に不必要に市内から出ないよう要請するなどしている(ジェトロCNN日経新聞)。

中国のIT関連の中心地である広東省深センでは、14から20日まで市内の全居住区を封鎖。市全域の地下鉄やバスの運行を停止するなど事実上のロックダウンが開始された。この影響で深セン市南山区に進出している企業では、20日まで操業停止となっている。iPhone製造を行っている台湾Foxconnも深センにある中国本部と生産拠点を休業する。同社では影響を緩和するために生産を他の拠点に移すという。日本のトヨタ自動車も14日、中国東北部の吉林省長春市が11日からロックダウンを実施していることから、工場の稼働を停止することを発表している(ジェトロ毎日新聞Bloomberg日経新聞)。

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Source: スラッシュドット