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メジャーブラウザー 4 ベンダーによる相互運用性改善の取り組み「Interop 2022」

headless 曰く、

Apple・Google・Microsoft・Mozilla のメジャーブラウザー 4 ベンダーは 3 日、ブラウザーの相互運用性を改善する取り組み「Interop 2022」を Bocoup および Igalia とともに発表した
(web.dev のブログ記事
BetaNews の記事
Neowin の記事
Softpedia の記事)。

Google と Mozilla はブラウザーの互換性向上の取り組みを 2019 年に開始し、Compat 2021 につながった。Compat 2021 では Safari が出遅れていたが、2021年末には4つのメジャーブラウザー(Chrome / Edge / Firefox / Safari) すべてでスコアが 90 を超えている。なお、互換性(compatibility)と相互運用性(Interoperability)は似たような意味で使われることもあるが、ブラウザーベンダーは前者をサイト互換性、後者を複数のブラウザーが同じ挙動をとることといった意味で使い分けている。今回の取り組みは後者の改善に相当するため、それに一致する名称となったとのこと。

Compat 2021 では 5 つの領域 (CSS Flexbox / CSS Grid / position: sticky / アスペクト比 / CSS transforms) に注目していたが、Interop 2022 ではカスケードレイヤーや CSS の色機能、新しいビューポート単位など 10 の注目領域が加わり、合わせて 15 となる。現在のところ 4 ブラウザーともに開発版での Interop 2022スコアは70点台にとどまり、安定版ではさらに低いスコアとなっている。

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Source: スラッシュドット