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ブルーインパルスがパラ開会式の帰還時、カラースモークを車約300台に付着させるトラブル

自衛隊のブルーインパルスは8月24日、東京パラリンピック開会式で色つきのスモークによるアクロバット飛行を行った。しかし開会式後にトラブルが起きていたことが分かった。発表等によれば、飛行時に使用したカラースモークを使い切らなかった予備機が、着陸前にスモークを使い切ろうと埼玉県の入間基地周辺でスモークを散布し、それにより着色スモークが基地周辺にある自動車約300台ほどに付着してしまったらしい(航空幕僚監部リリース毎日新聞NHK日経新聞Aviation Wire)。

車両に付着した塗料は水や洗剤では落とせないため、被害に遭った車両は塗装の塗り直しが必要になると見られている。自衛隊の規定ではカラースモークを使用可能な高度は300メートル以上としていたが、今回はそれより遥かに低い着陸前の高度100フィート(約30メートル)程度まで放出を継続していた模様。自衛隊では被害を受けた人には申し出てほしいとしている。なお、カラースモークでは1998年頃にも車などに付着するトラブルを引き起こしたことがあり、それ以来は材料が異なる白いスモークを使用していたという。

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Source: スラッシュドット