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フリーWi-Fi、スポット数(AP)は減っているがサービス数(SSID)は増えている

フリーWi-Fiサービスの終了が相次いでいるが、NTTBPの企画記事でフリーWi-Fiの現状に関して説明をおこなう記事が紹介されている。NTTBP広報担当者によれば、利用者が使えるフリーWi-Fiスポットの数に相当するアクセスポイントの設置数は実際に減っているものの、SSIDの数は順調に増加しており、単にフリーWi-Fiが減っているとする結論は違うのだという(Wi-Fiコラム Powered by NTTBP)。

フリーWi-Fi設置をしているオーナーは主に商業施設や交通機関などの事業者や自治体であることが多い。一時は東京オリンピック2020への対応や災害時の緊急通信インフラとしての活用も期待されたことで増加したが、運営費はオーナーの負担だったこと、コロナ禍の影響、そして5Gも含め基地局は整備され、モバイル通信だけで安定的に通信が可能になってきたといった環境の変化などから、フリーWi-Fiにトラフィックを逃がす必要がなくなってきたことがアクセスポイントの減少につながったとしている。

それでも災害時の緊急通信インフラという役割は残っており、先日起きた大規模な通信障害などではフリーWi-Fiが活用されたという。このためフリーWi-Fi自体はなくならないとしている。

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Source: スラッシュドット