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スティーブ・バルマー、デジタルアシスタントCortana に「Bingo」と命名しようとしていた

headless 曰く、

スティーブ・バルマー氏が Microsoft CEO を退任する前に、現在は Cortana と呼ばれる Windows のデジタルアシスタントに「Bingo」と命名しようとしていたそうだ (Big Bets の記事The Verge の記事Neowin の記事Windows Central の記事)。

Cortana のアイディアが最初に出たのは 2011 年。Bing の検索結果は大きく改善されているにもかかわらず Google が選ばれるため、検索の精度だけでは勝てないと考えて提案されたものだという。既に Siri はリリースされていたが、Halo の Cortana のように先の読めるアシスタントを目指し、コードネーム「Cortana」として開発が進められたとのこと。

Cortana はあくまでコードネームであり、「Alyx」という正式名称が用意されていたが、開発情報がリークして正式名称を Cortana にするよう求める署名運動が行われるなど注目を集め、正式名称も Cortana になる流れとなった。バルマー氏は Microsoft らしい名前として「Bingo」を要望したものの、後任 CEO のサティア・ナデラ氏により Cortana としてリリースされることになる。

Bingo を提案したバルマー氏には製品に対するセンスがなかったなどと指摘されているが、Cortana も成功したとは言い難い。Alyx・Bingo・Cortana、スラドの皆さんならどれを選ぶだろうか。

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Source: スラッシュドット