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シャインマスカットの苗木、自分で増やして販売したため逮捕

販売に許可を必要とする「シャインマスカット」の苗木を販売目的で保管していたとして、警視庁は28日、愛媛県西条市の会社員の男を種苗法違反で書類送検した。種苗法は昨年成立した登録と種や苗を守るための法律で、同法の適用は今回が初めて(読売新聞農林水産省NHK産経新聞)。

男は4月10日から5月22日までに、約40株をフリーマーケットサイトで販売し、約6万3千円を売り上げたとみられる。男は「小遣い稼ぎだった。違法とは知らなかった」と話しているとのことだが、昨年6月にも同様に海外持出禁止に登録されている「天使のいちご」を販売していた形跡があるという。

ugoo 曰く、

高級ブドウ「シャインマスカット」は、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構が開発し、種苗法によって品種登録され、25年間は同法による育成者権が発生している。しかしこの苗木をホームセンターで購入し、自家栽培してフリマサイトで販売したとして逮捕者が発生した(読売)。なお、販売せず自家増殖するだけであれば権利侵害とはならないという。詳しくは、農林水産省の解説を参照されたい。

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2020年12月04日

Source: スラッシュドット