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シアトル・タコマ国際空港、保安検査を予約することで行列を不要にするパイロットプログラムを開始

シアトル・タコマ国際空港(SEA)が4日、保安検査を予約することで行列を不要にする「SEA Spot Saver」のパイロットプログラムを開始した(ニュースリリース特設ページGeekWireの記事動画)。

SEA Spot Saverはアラスカ航空の乗客専用の保安検査場5と、デルタ航空とその他の航空会社(アラスカ航空を含む)の乗客が利用可能な保安検査場2で毎日午前4時から正午まで実施されている。保安検査場5を利用する場合はフライトの24時間前からWebサイトで予約可能になり、出発時刻の240分~60分前までの時間を指定することができる。ただし人数が限定されるため、早めの予約が必要となる。予約の変更やキャンセルも可能だ。

保安検査場2を利用する場合はターミナル内に掲示されているポスターのQRコードを携帯電話でスキャンしてSMSを送信すればいい。人数を確認するメッセージがSMSで届くので、人数を返信すれば保安検査が可能になった時にSMSで通知される。特設ページや手順を解説するPDFには記載されていないが、動画では米国またはカナダの電話番号の携帯電話が必要だとスタッフが説明している。

今回のパイロットプログラムは乗客の利便性向上と感染症拡大防止のために導入の可能性を調べるもので、8月31日まで実施される。また、SEAではチェックインキオスクのタッチスクリーンに触れなくても空中で指の位置を検出して操作を可能にする「happyhover」のパイロットプログラムも開始している。

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Source: スラッシュドット