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コロンビアの麻薬王が 1980 年代に飼っていたカバ、野生化して繁殖

maia 曰く、

コロンビアのマグダレナ川流域で現在 80 頭ほどのカバが生息している
(読売新聞オンラインの記事
CNN.co.jp の記事)。

増殖は 1993 年に治安部隊により射殺された麻薬王エスコバルが飼っていた 4 頭 (オス 1 頭、メス 3 頭) が放置された事から始まった。環境が原郷に近く天敵がいないため、このままでは 2034 年頃には 1,400 頭前後まで増殖すると予測されている。

2009年には殺処分に着手したが、抗議活動が起きて中止された。不妊手術は色々と困難で11頭に留まり、最近24頭に避妊薬を注射する方法が試みられたが、これも前途多難だ。

ちなみに地元ではカバを観光資源と捉えているようだ。結局数をコントロールして共存する方向のようだが、それが可能かどうかには疑問が残る。

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Source: スラッシュドット