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キヤノン、半導体不足を受けて一部のオフィス複合機向けにメモリレストナーを供給

headless 曰く、

告知は昨年のうちに出ていたが、キヤノンでは世界的な半導体不足に対応するため、一部のオフィス向け複合機向けに半導体チップを組み付けていないメモリレス(チップレス)トナーを供給せざるを得なくなったそうだ
(サポート記事: 国内向け /
オーストラリア・ニュージーランド向け
Neowin の記事
交換手順書: PDF)。

メモリレストナーの使用による印刷品位への影響はないが、トナー残量が正しく表示できないなどの影響が出るという。具体的に表示されるのは残量の有無のみとなり、残量があるときは「100 %」または「良好」と表示され、残量がなくなると「0 %」または「なし」と表示されることになる。また、メモリレストナーに交換すると、認識できないトナーがセットされたといった検知メッセージのダイアログボックスが表示される。この場合、「閉じる」または「使用する」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じれば通常通り使用できるとのこと。

国内でのメモリレストナー供給は 1 月から。オーストラリアとニュージーランドでは 2 月から供給される。メモリレストナー容器個装箱には「暫定トナー」としてオレンジ色の注意喚起ラベルが貼られるとのことだ。

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Source: スラッシュドット